第3回 貫井囃子こども教室



第3回貫井囃子こども教室が、10月6日の発表会をもって終了しました。 7月21日から始め、毎週土曜、今回も多くの子供達が熱心に参加してくれました。その活動を知った週刊誌や新聞社から取材依頼がくるなど、3回目の今回はまたさらに発展し、地域の子供達だけではなく、より多くの方々に貫井囃子の活動を知っていただくことができたと思います。
下の写真は週刊誌『女性自身』の方が取材に来たときの様子です。「こども教室と聞いてイメージしてたものとは違った」と本格的なお囃子の練習、そして子供達の技術に驚いていました。









『女性自身』(8月14日号)掲載記事








ここからは10月6日の発表会当日の様子を、発表会までの練習風景と交えながらご覧いただきたいと思います。



発表会当日・・・1時間前に集合した子供達に、会長から最後のミーティング。まだみんなの表情に緊張は見られないようです。それぞれ衣装に着替えてるうちに、会場にお客さんが集まってきました。幕の外のお客さんの様子を気にする子も出てきました。第1回、第2回こども教室の経験者は慣れたもの?!踊る位置を確認したり、落ち着いていました。さすがです。






いよいよ始まります。見ているお父さん、お母さんの方がビデオ片手に緊張しているようです(笑)
楽器を演奏するのも、子供達。中学生以下のメンバーで組みました。











こども教室のメンバーは踊りに限らず、楽器も交代しながら練習の成果を披露しました。
一人二役、多い子では三役をこなしました。





太鼓の練習風景
隣に先生がつき、一緒に叩いて練習しました。それぞれ違った癖があるので、その子に合った注意を分かりやすく、そしてできるようになるまで何度も何度も練習するので、2時間の練習時間はあっという間です。太鼓には一人ずつしかつけないので、他の人はその間、タイヤを叩いて練習します。タイヤも太鼓と同じように、バチをしっかり持ってリズム良く叩く。タイヤと太鼓を繰り返し叩いて練習することで、子供達はどんどん上達していきました。











拍子木でリズムをとる練習











獅子の練習風景
獅子の持ち方から始め、基本的な動きを教えただけですが、曲に合わせてすぐに踊れるようになったのには驚きました。
動きを教えるだけでなく、獅子は悪いものを祓ってくれる神聖な動物という意味を教えると、みんなの表情はさらに引き締まり、獅子を大事に扱いながら真剣に取り組んでいました。













発表会での獅子
広い舞台を4匹の獅子で、見事に踊りきりました。






獅子の曲が終わり、踊りの出番です。
慣れないお面をかぶり、視界が狭いながらも舞台で元気いっぱい踊る子供達に、改めて子供達はすごい!と思いました。緊張しているはずなのに、物怖じすることもなく、練習の成果をしっかり出せていたと思います。



演奏も踊りも、すべて自分達で頑張りました。


踊りの練習風景
真夏日で汗だくになりながらでも一生懸命です。





指先をまっすぐ伸ばし、腕と足を元気よくあげる・・・
練習のとき以上に上手に踊れています(^^)



見る手の練習





最後に全員で踊りました。




お面をかぶって練習









最後の屋台では狐の番です。
腰をおろして前を睨みつけて、キマッてます。



狐の踊る時間は短いのですが、お面と毛を震わせながら素早く動き、ジャンプしたり廻ったりする非常に運動量の激しい踊りです。体勢を低くし、獲物を狙うように睨みつけて頭をきるという難しい踊りでも、子供達はどんどん吸収していきます。
練習時間が短く、発表会に間に合うか心配でしたが、格好よく踊りきりました!

















すべての演奏を終了し、整列。盛大な拍手をもらいました。
踊りきったみんなの表情は、また一段と成長したように見えます。











インタビューでは少し恥ずかしそう?
「どうでしたか?」「楽しかったです。」





練習から発表会まで、大変お世話になった第4小学校の鈴木副校長先生からご挨拶をいただきました。
「子供達の立派な姿に、大変感動した」とのことでした。





最後に、保存会会長から挨拶して、盛大のうちに発表会を終えました。









お疲れさまでした!