学芸大学 お囃子教室



6月15日に、小金井市にある東京学芸大学にてお囃子教室を行ってきました。
この教室は、学芸大学留学生センターが留学生を対象に『日本文化理解』のために企画したもので、以前にも何度か出演したことがあります。

普段のお囃子教室とは違い、通訳をつけての進行、そして年齢、性別、国籍も様々な学生さん達との授業のため、興味を持ってもらえるか毎回不安を感じながら始めますが、今回も大変盛り上がりました!
(写真掲載は留学生センターの方々から許可をいただいております。)


 ★マークがついた写真は、全日本郷土芸能協会会員 伊藤昭久様が撮影したものです。
今回もHP掲載の許可をいただきました。ありがとうございました。



 
                           ★伊藤様 撮影



                             ★伊藤様 撮影



                      ★伊藤様 撮影


                     ★伊藤様 撮影
 

最初に演技披露をしました。
実際にお囃子を見たあとは、留学生の皆さんの顔がほころび、
教室の雰囲気も和やかになったのを感じました。
興味を持ってもらったところで、楽器、お面等の説明へと入りました。


                             ★伊藤様 撮影




楽器の説明




獅子舞の説明



                                    ★伊藤様 撮影
お面の説明

 


途中からは、学生の方からの質問に答えながら講義を進めていきました。
皆さんが大変興味をもってくれたため、質問が絶えず、ときには笑いが起こるなど、
終始なごやかな雰囲気でした(^^)
「どうしてお囃子を始めたのですか」「メンバーは何歳から何歳までいますか」というよくある疑問から、「踊りの衣装は忍者の服と同じですか」と、驚きの質問までありました!『忍者の服』という感性が外国の方らしく、そう見えることもあるんだ、と私たちにも新しい発見でした(この方は忍者がかなり好きだったようで、その後も忍者関係の質問が続きました笑)。

今回の演奏では岡目(おかめ)は登場しなかったのですが、「ひょっとこと岡目の踊りはどう違うのか」など、皆さんが積極的にお囃子を知ろうとしていてくれたため、あっという間に時間は過ぎていきました。

講義のあと、踊りの体験も行いました。



                             ★伊藤様 撮影

 
                             ★伊藤様 撮影


                     ★伊藤様 撮影



                      ★伊藤様 撮影
 


                                        ★伊藤様 撮影

踊りの体験では皆さんの飲み込みが早く、リズム感の良さにはビックリしてしまいました。どの学生さんも恥ずかしがらず思い切りがよく、頭で考えすぎずに一生懸命見たままを真似ようとするからでしょうか。だいたい初めて踊る人がする間違いなどもせず、どんどん踊れるようになっていくのには驚きました。

実際に楽器やお面に触れてもらう時間も設けました。お面をつけて写真撮影したり、ここでも盛り上がりました!










今回の授業が、『日本にはこういう伝統芸能があるんだ』ということを知るきっかけになってくれたら嬉しいです(^^)


                                    ★伊藤様 撮影