鳥屋囃子交流会



日時: 4月22日(日) 午後1時30分~

主催: 鳥屋囃子交流会実行委員会
協力: 鳥屋地域振興協議会、鳥屋自治会連絡協議会、鳥屋諏訪神社氏子




昨年は震災により自粛した『鳥屋囃子交流会』。2年ぶりの開催となり、今回も参加させていただきました。当日は午後から本降りの雨との予報に、2年連続で中止になってしまうのかと心配しましたが、実行委員会の方々が会場を室内に変更して準備してくださっていたため、雨の心配もなく、8団体の皆様との共演を楽しむことができました。





雨に備え、急きょ会場となった会館











囃子交流会 実行委員長
早戸和久様(上鳥屋若連 上青もどき会 会長)



 

地元の方々も続々と集まり、盛大に行われました。





写真をたくさん撮ることができなかったのですが、出演順で共演団体の方々の紹介をさせていただきます。なお、紹介文は交流会プログラムより抜粋させていただきました。




相武明神太鼓 鼓志團 様      比留間治団長 会員数18名

私たち、橋本民謡太鼓愛好会「相武明神太鼓・鼓志團」は、日本の伝統文化の一つである和太鼓の演奏をもとに、地域の人たちとのふれあいや仲間同士の親睦を図り、豊かな人づくりを目的に活動を行っています。
また、地元橋本を中心に、各地で行われる夏祭りでの太鼓演奏や各種イベントに参加し、太鼓技術の向上と、太鼓のもつ独特な魅力の追求と普及に努めています。














宮本若連 様      菱山喜章会長 会員数30名

宮本若連は、鳥屋の諏訪神社に接する三つの自治会(宮之前、谷戸、西門)の祖父母から孫までの幅広い年齢層で活動をしております。
一時は、ばか面(印旛)だけの演奏の時期がありましたが、現在の屋台の竣工を機に、屋台、子守、四丁目などを復活させ、現在に至ります。
来年復活から20年となりますが、これからも昔と変わらぬお囃子を継承しつつ、ひとつひとつの演目に磨きをかけることをモットーに活動してまいります。

 













小網飯縄囃子保存会 様      梶野秀夫会長 会員数25名

私たちが伝承している囃子は、明治のころ、荒川と小網に青梅の柳川長吉氏により首長囃子を伝承されたと伝えられています。
会員は25名ほどですが、年間の活動としては元旦の獅子舞から始まり、老人ホームの慰問、4月始めは、あきる野市引田のお祭りに参加、中旬には鳥屋囃子交流会に参加、7月は地元例大祭、8月は中澤・城山のお祭りに参加、9月は地元大六天祭、10月やまびこ祭りに参加と、年間を通して活動しています。
これからも、他地域のお囃子の団体との交流を深め、技術の向上とお囃子の伝承に努めてまいりたいと思います。














藤野囃子保存会 様      鈴木正彦会長 会員数50名

藤野囃子保存会は、昭和46年発足、以後、伝統芸能の継承のため、毎週土曜日に練習を行っております。
本来の目的は、藤野神社祭礼の囃子奉納のためでありますが、さまざまなイベントに参加させていただいております。人と人のコミュニケーションが希薄化の傾向にあるなかで、伝統芸能の継承だけでなく、「心と心」で話せる人づくりができるよう頑張っていきたいと思っております。














興進囃子保存会 様      中山慎一郎会長 会員数60名

興進囃子保存会は、地元鳥屋を中心に昭和50年頃から活動しています。夏の諏訪神社祭礼、囃子交流会、鳥屋地区文化祭などの行事に参加しています。
現在、会員数は60名で、中学生から60代まで幅広い年齢層の人々がお囃子を通じて交流を深めています。
また、興進はお囃子だけでなく、、夏の諏訪神社祭礼のときに繰り出す、手作り万灯行列がとても華やかで好評です。YouTube「鳥屋のお祭り」でその様子が紹介されています。
まだ歴史の浅い囃子会ですが、「みんなで楽しく!」を合言葉に、これからも活動していきたいと思います。









 





中澤囃子連 様      高麗良雄連長 会員数50名

町田市の大戸囃子を継承する都畑囃子連を師とし、中沢に誕生して23年目の囃子連です。大人から子どもの会員50名で、中沢三嶋神社の祭礼をはじめ、津久井湖さくらまつり、八王子まつり、あきる野市引田の祭礼、老人ホームの慰問など、年間を通していろいろなイベントに参加させていただき、伝統芸能の継承に努めているとともに世代を超えた文化の継承にも努めています。
中沢三嶋神社の宵祭りでは、相模原市、八王子市、町田市、あきる野市、小金井市などからお招きした多くの囃子保存会の皆さんとお囃子の競演をする「囃子の集い」を主催しております。
「一回の本番は百回の練習に勝る」をモットーに努めさせていただいております。





 




 





千木良囃子連 様      坂本昭夫会長 会員数30名

千木良囃子連は、地元牛鞍神社祭礼時、神社保有の2台の屋台が各々流派が違うお囃子を演奏するため、2つの流派のお囃子を保存、継承のため昭和48年に発足しました。
通年を通じて、相模原および近郊地域の囃子団体との親睦を図り、行事に積極的に参加しています。
また、八王子市祭囃子連合会には発起囃子連として参加、8月の八王子祭りでは市内小門町(おかどまち)の囃子方として活動しています。
現在の会員数は30人、毎週土曜、千木良公民館にて子ども中心の練習をしています。
今後も活動を通して伝統文化の保存、子どもたちにはお囃子を通して地域活動への積極的参加、また他地区との交流を進めていきたいと思います。





 




 





上鳥屋若連 上青もどき会 様      早戸和久会長 会員数35名

上鳥屋囃子の起源は、今から125年ほど前の明治20年頃に、西多摩郡小曽木村黒沢(現青梅市黒沢)の「クビチョウ」さん、本名、柳川長吉氏の指導によって生まれたと伝えられています。
昭和6年、地元の青年有志による屋台建設をきっかけに復活し、現在まで伝承されています。
昭和54年、当時15人で日本の秋祭り(明治公園)参加のため猛練習を行い、初めて地元以外で上鳥屋囃子を披露しました。この鳥屋囃子を保存し伝えていこうと、翌年の昭和55年に「上青もどき会」を結成しました。現在の会員数は35名で、地元の諏訪神社祭礼でのお囃子奉納をはじめ、他地域でのお囃子の集い、祭礼、イベントなどに参加しています。
先輩方が伝えてきた上鳥屋囃子を今後も絶やすことのないよう伝えていきたいと思っています。




 
 







鳥屋囃子交流会実行委員長 早戸様はじめ、実行委員の皆様、ありがとうございました!



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