鳥屋囃子交流会



日時: 5月26日(日) 午後1時30分~
場所:鳥屋獅子舞伝承館(鳥屋諏訪神社境内)

主催: 鳥屋囃子交流会実行委員会
協力: 鳥屋地域振興協議会、鳥屋自治会連絡協議会、鳥屋諏訪神社氏子




春の恒例行事、『鳥屋囃子交流会』に、今年もお声をかけていただき、参加してきました。
例年は4月末の開催でしたが、4月ではまだ肌寒い年もありました。より多くの方々に暖かな日差しのなか見ていただきたいとの実行委員会の皆様のご配慮で、今年から5月の開催となりました。
当日はお天気にも恵まれ、暑いぐらいでした!













囃子交流会 実行委員長
早戸和久様(上鳥屋若連 上青もどき会 会長)




写真をたくさん撮ることができなかったのですが、出演順で共演団体の方々の紹介をさせていただきます。なお、紹介文は交流会プログラムより抜粋させていただきました。




上鳥屋若連 上青もどき会 様    会長 早戸和久様   会員数35名
  
 上鳥屋囃子の起源は、今から126年ほど前の明治20年頃に、西多摩郡小曽木村黒沢(現青梅市黒沢)の「クビチョウ」さん本名柳川長吉氏の指導によって生まれたと伝えられています。
 昭和6年、地元の青年有志による屋台建設をきっかけに復活し、現在まで伝承されています。
 昭和54年、当時15人で日本の秋祭り(明治公園)参加のため猛練習を行い、初めて地元以外で上鳥屋囃子を披露しました。この鳥屋囃子を保存し伝えていこうと、翌年の昭和55年に「上青もどき会」を結成しました。現在の会員数は35名で、地元の諏訪神社祭礼でのお囃子奉納わはじめ、他地域でのお囃子の集い、祭礼、イベントなどに参加しています。
 先輩方が伝えてきた上鳥屋囃子を今後も絶やすことないよう、伝えていきたいと思っています。




 







千木良囃子連 様    会長 坂本昭夫様   会員数25名
  
 千木良囃子連は、地元牛鞍神社祭礼時に演奏されるお囃子を保存・継承のため、昭和48年に発足され、現在に至っています。
 神社保有の2台の屋台が、各々流派の異なるお囃子を演奏するために、2つの流派を(目黒流・大戸流)保存・継承している他団体にはない特異な囃子連です。
 現在、後継者の育成、技術向上のため、毎週土曜日に千木良公民館にて練習をしております。また、八王子市祭囃子連合会に所属、近郊の囃子団体との親睦を図っています。








 






藤野囃子保存会 様    会長 鈴木正彦様   会員数50名
  
 藤野囃子保存会は、昭和46年発足、以後、伝統芸能の継承のため、毎週土曜日に練習を行っています。
 本来の目的は、藤野神社祭礼の囃子奉納のためでありますが、さまざまなイベントに参加させていただいております。人と人とのコミュニケーションが希薄化の傾向にあるなかで、伝統芸能の継承だけでなく、「心と心」で話せる人づくりができるよう頑張っていきたいと思っております。








 







一般の方がたくさん集まり、賑わう会場





宮本若連 様    会長 菱山喜章様   会員数30名
  
 宮本若連は、鳥屋地区の諏訪神社近隣の三自治会(西門、宮之前、谷戸)の会員をもとに構成された団体で、8月の諏訪神社祭礼を中心に活動しております。
 イベント等の出演には中学生、高校生に積極的に出演させ、様々な経験を積んでもらい、長く後世に伝承していくことをモットーとしています。
 一時は、ばか面(印旛)だけの演奏の時期がありましたが、現在の屋台の竣工を機に、屋台、子守、四丁目などを年長者から手ほどきを受けて復活させ、今年で20年となります。








 






相武明神太鼓 鼓志團 様    会長 比留間治団様   会員数20名
  
 私たち、橋本民謡太鼓愛好会「相武明神太鼓・鼓志團」は、橋本地区を中心に太鼓に関心を持った者が集まり、日本伝統文化のひとつである和太鼓の演奏をもとに、独自の創作を作りあげ、市や各地で行われる太鼓イベント等に出演し、地域の人たちとのふれあいや、仲間同士の親睦を図り、豊かな人づくりを目的に活動を行っております。




 







 



小網飯縄囃子保存会 様    会長 梶野秀夫様   会員数25名
  
 私たちが伝承している囃子は、明治のころ、荒川と小網に青梅の柳川長吉氏により首長囃子を伝授されたと伝えられています。
 会員は25名ほどですが、年間の活動としては、1月1日の獅子舞から始まり、老人ホーム慰問、4月始めは、あきる野市引田のお祭りに参加、9月は地元大六天祭、小金井市貫井町のお祭りに参加、10月はやまびこ祭りに参加と、年間を通して活動しています。
 これからも、他地域のお囃子団体との交流を深め、技術の向上とお囃子の伝承に努めて参りたいと思います。




 






 



中澤囃子連 様    連長 高麗良雄様   会員数49名
  
 東京都町田市の大戸囃子を継承する、相模原市緑区中沢に誕生して24年目の囃子連です。
 会員は大人36名、子供13名で、夏の中沢三嶋神社の祭礼をはじめ、年間を通して色々なイベントに参加して、伝統芸能の継承に努めるとともに、幼稚園のお子さんから小若連として一緒に囃子を楽しんで、世代を超えた文化の継承にも努めています。
 中沢三嶋神社祭礼の宵祭りでは、「囃子の集い」と称して相模原市内の囃子連をはじめ、あきる野市、小金井市、町田市など多くの囃子連や囃子保存会の皆さんとお囃子の競演をするイベントを主催しており、今年で20年目を迎えます。
 また、他にも老人ホームの慰問などにも行かせていただいて、お年寄りの皆さんも子供たちの演技とふれあいを喜んでくださいます。 

 


 


 





興進囃子保存会 様    会長 中山慎一郎様   会員数60名
  
 興進囃子保存会は、地元鳥屋を中心に昭和50年頃から活動しています。夏の諏訪神社祭礼、囃子交流会、鳥屋地区文化祭などの行事に参加しています。
 現在、会員数は60名で、中学生から60代まで幅広い年齢層の人々が、お囃子を通じて交流を深めています。
 また、興進はお囃子だけでなく、夏の諏訪神社祭礼時に繰り出す、手作り万灯行列がとても華やかで好評です。YouTube「鳥屋のお祭り」でその様子が紹介されています。
 まだ歴史の浅い囃子会ですが、「みんなで楽しく!」を合言葉に、これからも活動していきたいと思います。

 






 



 

毎年、司会を務めてくださっている、アキモト印刷の秋本様のブログにも、
鳥屋囃子交流会の様子が掲載されています。ぜひご覧ください。

見に来てくださった皆様、最後の私たちの出番まで見てくださり、
ありがとうございました。

鳥屋囃子交流会実行委員の皆様のおかげで、
大変楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。


  
 【おまけ♪】 今年は 会場近くの宮ヶ瀬湖も見てきました!見晴らしが良く、気持ちが良かったです(^^)/



    



     



     



 
 



 
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