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2009年を振り返って

2009年12月20日




早いもので今年もあと2週間で終わります。
今年も一年、貫井囃子保存会を応援していただき、誠にありがとうございました。
今年は新たに色々な分野でご活躍されている方々や、他地域のお囃子連の方々と知り合え、とても充実した一年でした。
お囃子に関しましては、各地の囃子連の方々との交流が多い年になり、他流儀のお囃子を観ることができて、非常に勉強になりました。また来年も、様々なカタチで交流機会を増やしていき、今後はお囃子連同士で大きいイベント等を一緒に考え、より多くの一般の方々にお囃子を観ていただけるようなことも考えていけたらと思います。
そして、それを観た人の中から「お囃子をやってみたい」と思う気持ちになってくれる人が一人でも出てくるように、より一層精進していきたいと思います。
一年間、大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。









技術向上には精神力の強さも大切

2009年6月6日



今年の5月は出演が少なかったので、6月からのたくさんの出演に向けて、引き続き踊り、踊り、踊り。私は怒鳴る、怒鳴る、怒鳴る・・・。
でもメンバーは変わってきました。叱られても叱られても質問して食らいついてくる。強くなった!技術的なことより精神面の弱さが心配な子も多かったのですが、今までよりさらに厳しく課題を与えたこの数ヶ月のあいだにみんなの気持ちの成長を感じました。
どんなに失敗しても、どんなに怒られても、負けずに練習や研究に打ち込む精神力の強さがあれば、かならず技術もついてくる。
2009年も残り半年、各地の出演で多くの人たちが貫井囃子を楽しみに待ってくれています。まだまだガンバレ!!








より良いものを目指して

2009年5月


今年初めから、自分達の踊り(ひょっとこ、獅子、狐)をもう一度見直し、もっともっと細かいところまでこだわって「〜らしさ」を研究することを一から始める気持ちで再び取り組んでいます。私も太鼓以上に踊りの指導へと時間を費やしてきましたが、まだまだまだまだ!!
衣装の派手さや動きの激しさなんかでごまかすような踊りは貫井囃子には要らない!と怒鳴られてきたメンバー!かならず私に良くなったと言わせてほしい。
たとえそれが何年先でも、待っているから・・・。








伝統を守るということ

2009年4月4日



3月初め、小学校3年生の社会科の授業でお囃子についてお話してきました。今まで貫井囃子を見たことがなかった子どもたちにもお囃子のことを知ってもらい、興味をもってもらうきっかけになりました。
伝統芸能の「伝統」とは、見てくれる人がいて後世に伝えてくれるからこその言葉です。伝統芸能の継承が難しいと言われ、どの芸能でも後継者育成が壁となるのは子どもたちがこのような芸能に触れる機会が少なすぎるからだと思います。市の催しやお祭りなどでは「見る人もいれば見ない人もいる」状態です。これでは伝統芸能を知ってもらうキッカケすらつくるのが困難です。
子どもたちがかならず触れることができるとしたら、やはり最も適しているのは学校の授業ではないでしょうか。時間がないと言われ後回しにされがちな分野ですが、感性豊かで好奇心旺盛な子ども時代にこそ必要な時間だと思います。
しかし、伝統芸能を教育に取り入れようとする行政関係者や先生方はだんだん減ってきており、先生自身が知らなかったり興味がなかったりするのが現状です。
授業で「伝統芸能は良いものだ」と強制するわけではありません。こういう芸能もあるよ、と知ってもらうほんのキッカケをつくりたいのです。良いものかどうかは、見て聞いて触れてから、見た人が判断することです。良いな、おもしろいなと興味をもってもらうようにするのは私達の努力であり、そのために日々、時代に合ったものを研究したり、見てくれた人の体が動いて手拍子してしまうような演奏をしなければいけません。その努力を怠り、無理やり昔からの伝統だと押し付けていては、いくら見てもらうキッカケをつくっても、子どもたちは興味をもってくれず、芸能を残していくのは難しいと思います。
ただ、いまは子どもたちが「良いものかどうか判断する場」すらないのです。見る、聞く、触れる場を増やしてほしいです。
授業でお囃子を知った子が、そのときお囃子をやってみようと思わなくても良い、市内で音を耳にしたとき、貫井囃子かな?と思って立ち止まったり、友達と授業で習ったお囃子だね、と話すだけでも伝統芸能を後世に残すには大事な一歩です。また、その子たちがいずれ親になったとき、自分の子どもにお父さん(お母さん)は学校で太鼓を叩いたことがあるんだよ、と話を聞かせたり、一緒に見に来たり・・・もしかしたらその子の子どもが興味をもって始めるかもしれません。そういうことが後世に伝わっていくということだと思います。
その大事なキッカケづくりを行政も、もっともっと考えて動いてくれたら、お囃子に限らず多くの伝統芸能が後世に伝わっていくと思います。








今月の出演に向けて

2009年3月3日



日中とても暖かく、居眠りしたくなるような心地良い陽気になりました。
各地の出演、学校での授業での指導と忙しい毎日ですが、自分達の行なっているものがこれだけ皆に必要とされている!と考えると、嬉しい反面、気が引き締まる思いです。
今月もたくさんの出演を楽しく乗り切りましょう。








高校受験 サクラサク

2009年2月27日



メンバーの女の子2人が高校受験!お囃子の練習と両立し、2人とも見事に合格しました!!
貫井囃子保存会の伝統である、学校や仕事とお囃子の両立を継承してくれて、とても嬉しく思います。
今後も勉強にスポーツに、そしてお囃子と、より一層がんばってください。
本当におめでとう。










2009年 ご挨拶

2009年1月1日



新年あけましておめでとうございます。
本年も貫井囃子保存会をよろしくお願いします。
今年もたくさんの方々の心に残るお囃子を演奏していきたいと思います。
どうぞ2009年も、貫井囃子保存会をよろしくお願い申し上げます。












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