北上市と小金井市の関係



北上と小金井の桜を通じての交流は、平成12年、北上さくらの会から小金井市にあてた一通の手紙から始まりました。その手紙は、大正10年に開設された展勝地公園に小金井山桜が植えられた記録があるが、これについて何か分かることはないかとの趣旨でした。

その時点では、小金井市が行なった調査で具体的な事実が判明せず、名勝小金井桜の会の石田様が個人的に北上を訪問しました。この訪問がきっかけとなり、翌13年5月から北上市との交流はさらに深まりました。

この年、平成13年5月に行なわれた展勝地公園開園80周年記念式典には、小金井から稲葉市長ら3名が参列し、この式典の席上で稲葉小金井市長が小金井市民を代表して、伊藤北上市長から「小金井山桜 苗一式」をいただきました。このことが小金井桜里帰りの契機となりました。

その後、両市のあいだでは小金井の市民まつりなどでの交流が続き、平成18年に北上からいよいよ桜苗の里帰りの準備が整ったとの連絡があり、両市では本格的に里帰りの手続きや準備が進みました。

そして昨平成19年11月、北上からの「小金井山桜」の植樹式が行なわれました。玉川上水堤の小金井桜の仲間入りをした北上の里帰り桜は、しっかりと根付き、葉を広げ、花をつけようとしています。


それにあたり、両市の桜の会の交流会で貫井囃子を披露したことをきっかけに、今年のみちのく芸能まつりに招待されることとなりました。















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