(写真一番右、鉦:会長 早戸様)
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◆上鳥屋ばやしのご紹介
(会長 早戸様よりいただいた紹介文を掲載します。)
『上鳥屋ばやし』の起源は、今から122年ほど前の明治20年ごろに、西多摩郡小曽木(こそぎ)村黒沢(現青梅市黒沢)の「クビチョウ」さん、本名 柳川長吉(やながわちょうきち)氏の指導によって生まれたと伝えられています。平成11年に青梅の黒沢を訪問し「黒沢はやし」を見学しましたが、「黒沢はやし」は私たちの「上鳥屋ばやし」とバチ数が非常に似ていましたので、流儀は同じものと思われます。
昭和6年、当時地元の青年有志により屋台(山車)建設をきっかけに復活し、現在まで伝承されています。
「上鳥屋ばやし」の演奏は屋台から始まり、昇殿、四丁目、こもり、もどきの5曲からなり、それぞれの曲に踊りがつきます。
屋台は「狐」の激しい踊りで、大胴に登り観客を威圧します。
昇殿は「大笑の面」でゆったりと踊ります。米寿のお祝いの踊りとも言われていますが、稲穂が風に揺らぐ姿を表現しているようにも思えます。
こもりは「おかめ」とも言い、子どもを愛する親が優しく寝かしつける姿を表現しています。
もどきは「ばか面」とも言い、まさに村人がおもしろおかしく踊り、祭りを楽しむさまを表現します。
私たちは、先輩方が伝えてきた「上鳥屋ばやし」を今後も絶やすことのないよう伝えていきたいと思っています。
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上鳥屋若連 上青もどき会様 演技披露動画
※上記のアイコンをクリックすると動画がご覧いただけます。
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上青もどき会様との交流の始まりは、私たちが中澤囃子連様主催の「囃子のつどい」に出演していたとき、
見学にいらっしゃっていた上青もどき会の皆様にお声をかけていただいたことです。
『私たちもこのような囃子の集いを鳥屋地区で開催したい。そのときには出演していただけませんか。』
という内容でしたが、そのあとすぐに「鳥屋囃子交流会」への出演依頼を受けることになりました。
上青もどき会の皆様をはじめ、鳥屋地区の各囃子連の皆様の行動力と
地元の方々からの信頼があってこそのものだと思います。
お囃子に対して真面目で熱心な、本当に素晴らしい会の皆様の日々の活動に感服するとともに、
こうして交流できることを大変嬉しく思います。
遠方よりはるばるお越しいただき、演技披露していただきました。
上鳥屋若連 上青もどき会の皆様、ありがとうございました。
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貫井囃子保存会 演技披露 |
◆子ども達による演奏
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初めに、中学・高校生メンバーによる演奏を披露しました。
本祭りでは恒例になってきた子ども達の演奏ですが、
今年は自分達から「演奏したいので時間をください!」と会長に申し出ての実現でした。
子どもながらに、昨年よりも技術があがっていないと恥ずかしいことなんだと
理解したうえで、祭礼まで練習に励み、当日はやや緊張しているようでした。
子ども達の精神面の成長を感じつつ、来年も、また来年も・・・と
技術向上を目指していってほしいと思います。
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◆会員全員での演技披露
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こちらも本祭りの締めくくりとして毎年恒例ですが、
会員全員での演技披露を行いました。
主にご近所の皆様や、どうしても宵宮に来られなかった方々が見に来てくださいます。
今年は上青もどき会の皆様の演奏もあったため、
テントの中に席が収まりきらないほど例年以上に人が集まり、
立ち見の方々もたくさんいました。席をご用意できず、申し訳ありませんでした。
それでも大勢の方々が待っていてくださり、大変嬉しかったです。
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貫井囃子保存会 演技披露動画
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