貫井囃子保存会 祭礼


宵宮




交流団体 演技披露

交流団体を代表して、今年も中澤囃子連様と、西分町囃子連様に演技披露していただきました。15分間という短い時間ではありましたが、2団体の皆様には貫井囃子とはまた違う音色、リズム、踊りで会場を盛り上げていただきました。本当にありがとうございました。




  中澤囃子連 様                  連長 高麗良雄様

 東京都町田市の大戸囃子を継承する相模原市緑区中沢に誕生して23年目の囃子連です。会員は大人36名、子ども13名です。
 春は地元津久井湖さくらまつり、夏は中沢三嶋神社の祭礼を始め、年間を通していろいろなイベントに参加させていただくなど、伝統芸能の継承に努めるとともに、幼稚園ののお子さんから子若連として一緒に囃子を楽しんで、世代を超えた文化の継承にも努めています。
 中沢三嶋神社祭礼の宵祭り(前夜祭)では「囃子の集い」と称して相模原市内の囃子連を始め、あきる野市、小金井市など多くの囃子連や囃子保存会の皆さんとお囃子の競演をするイベントを主催しており、今年で18回目を迎え、12団体の参加をいただきました。
 昨年10月には、明治神宮境内で鎮座90周年記念式典にて奉納囃子を小若連と共に奉納しました。
 また、今年は大震災のため中止になってしまいましたが、春のあきる野市引田の祭礼、近隣緑区内鳥屋の「お囃子の共演」、夏の八王子祭りには毎年参加しています。秋には市内緑区太井の大六天祭礼に出演しました。
 他にも老人ホームの慰問などにも行かせていただいて、お年寄りの皆さんも子ども達の演技とふれあいを喜んでくださいます。
 では私たちのモットーである「一回の本番は百回の練習に勝る」の精神で、務めさせていただきます。
 







 


 



 
中澤囃子連様の演技披露を動画でご覧いただけます。

         こちらをクリックしてください。⇒ 『中澤囃子連様 演技披露』








  西分町囃子連 様                会長 山ア和夫様 

西分町の囃子は明治32年に近隣の千ヶ瀬町より伝えられました。
活動は正月の元旦祭から始まり、青梅大祭、西分神社祭礼、石神社祭礼、貫井囃子祭礼、諏訪神社祭礼、師岡神社祭礼、藤若囃子連祭礼、また福祉団体などの慰問にも積極的に出演しています。
東京都祭ばやしコンクールには12回連続して出場し、数々の賞をいただきました。また、青梅囃粋会の一員として積極的に活動しています。
昔から伝えられた伝統文化の継承、技術の向上、青少年育成、地域の皆様、会員の親睦を目的として日々努力しています。
                 










 



西分町囃子連様の演技披露を動画でご覧いただけます。

         こちらをクリックしてください。⇒ 『西分町囃子連様 演技披露』








 
貫井囃子保存会 演技披露



今年も、最初に中学生・高校生メンバーが演奏しました。
昨年も演奏したメンバーですが、今回の祭礼の前に「今年も演奏させてもらえませんか」と申し出がありました。自分たちから申し出てくる意欲に成長を感じながらも、やるからには昨年以上の演奏でなければいけない、何歳だろうと貫井囃子保存会の一員として会場にいる方々の期待を裏切ることがないように、と会長から厳しい指導を受けて、本番に臨みました。


動画でご覧いただけます。

↓クリックしてください。↓
『中学生・高校生メンバー演技披露』 









 
≪写真左から≫  
北川愉府子 (大胴)
北川愛記 (鉦)
森川綾香 (頭)
大澤満里子 (笛)
大澤寛晃 (しり) 
  






続いて、メンバー全員による演技披露です。








 






 



 
 











 






演技披露を動画でご覧いただけます。

            こちらをクリックしてください。⇒ 『貫井囃子保存会 演技披露』

 








万燈振り


宵宮の最後は、毎年恒例の万燈振りです。
健康と安全を祈願して、万燈を振ります。振ったあとの花を持ち帰ると、その一年良いことがある、無病息災である、と言われています。







 

今年は万燈につける手隠しと行灯に『東日本復興祈願』の文字を入れました。
東日本の復興を祈って、会場の皆様と一緒に万燈を振りました。












 




動画でご覧いただけます。

      こちらをクリックしてください。⇒ 『万燈振り』




最後は貫井囃子保存会 副会長 大澤正浩による手締めで宵宮を閉会しました。

今年も多くの方にご来場いただき、会員一同、大変嬉しく思っております。
例年とは違って、節電・節約に配慮しながら行いました。料理も無駄がでないようメニューや量を工夫し、その結果、すべて配りきることができました。皆様にも非常に好評で、「おいしかった」という感想を例年以上にいただくことができました。

震災後半年が経過しましたが、まだまだ復興には時間がかかることと思います。
こんなときにお囃子なんて・・・ではなく、こんなときだからこそ見たい、聞きたいと思ってもらえる、そんな皆が笑顔になれるようなお囃子を目指して、より一層精進してまいります。また来年も、この会場で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

ご来場いただいた皆様、祭礼にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。



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