貫井囃子宵宮恒例の万燈の作成風景です。
まず、手かくしの作成風景です。
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青い部分にのみラメを散らしていきます。二人とも真剣です。 |
手かくしのデザインや色合いなどは毎年手かくし担当者が決めています。今年は貫井囃子のシンボルである、丸にぬの字の『まるぬ』に決定しました。下書きを何度も繰り返し、色塗りに入ります。全て塗り終わり、完成!! ……ではなく、このあと一層華やかにしようと上からラメを散らしました。木のふちも黒く塗り、ついに完成です。 |
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『絵を決めることろから始まり、下書き、色塗りと1ヶ月以上をかけて仕上げました。まるぬのバランスや菊びしを対称に、そして均等に描くのに苦労しました。』(手かくし担当メンバー談) |
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次に、花の部分の作成風景です。
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竹を取り付けているところです。1本1本しっかりと固定していきます。 |
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竹を全て取り付けました。花の色は毎年メンバーが決めています。花を開くと一気に華やかになります。 |
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万燈と行燈を合わせて、全部で1500個近くの花を広げるため、大人も子供も関係なく、全員で行います。花開きは前日の夜から宵宮当日の午前中まで行われ、少しでも手のあいた人は、とにかく花を広げます。協力会の方々にも手伝っていただき、当日のお昼ごろ、花が全て開き終わりました。
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いよいよ組み立てです。大人6人がかりで組み立てます。組み立てているのは”特大”と呼ばれる万燈です。不安定にならないように下で支え、はしごを使って組み立てます。特大の特徴は花が2種類あることです。もう一つの”大”と呼ばれる万燈はひと回り小さく、花の種類は1種類ですが、組み立ては同じように行います。 |
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中はこのような感じになります。
中から見ても花がきれいですね。 |
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最後に手かくしを取り付け完成です! 多くの方々の協力を得て、一つの大仕事を達成しました。後は夜の出番を待つばかりです。
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