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2007年 最後に・・・

2007年12月30日




今年も一年、皆様方には大変お世話になりました。
おかげさまで、今年も会員ひとりひとりの技術の向上も目覚しく、私も大変喜んでおります。来年も今年以上に厳しく、そして楽しく技術指導していきたいと思います。
『来年もプロ以上の素人に!!』をモットーに頑張ります。
2008年も宜しくお願い致します。









狐(きつね)の練習

2007年12月23日



今まで激しく動いて踊っていた狐の踊りを、少し穏やかにしてみようと、近くの公民館を借りて練習を始めた。今までの狐の動きを一度すべて忘れてほしい!と言ったとたん、メンバーの顔つきが変わったのは言うまでもありませんが、とにかく私の思っている踊りを一度やらせてみたかったのです。
はじめ、狐の踊りを踊るメンバーは、新しくやらせようとしている踊りにあまり納得しないような顔でしたが、前に大きなガラス窓のある場所で踊らせ、習ったあとの自分の踊る姿を見て、なかなか良いですねぇと言ってくれました。昔から『これでなければいけない』などと言っているといつの間にかマンネリ化して気づくと誰からも見てもらえず……。そうならないように、教える側も汗をかきながら一緒に真剣に練習しています。
まだまだ始めたばかり。早く人前で見せられるように頑張ります。









新人育成

2007年 10月 27日


今年も残すところ2ヶ月となりました。今年もまだまだたくさんの出演が控えています。私も、自分の仕事を終えたあと、毎日のように自分の会の指導と、よその地域の会の指導があるため、休む暇もないのですが、自分の会もよその会も子供達が一生懸命ひとつのことをやり遂げようという姿勢に、疲れも忘れて自分自身も汗だくになり指導しています。やるからには、怒鳴るからにはかならず上達させる。大人にならなければ出来ないではなく、大人になるまでが大事なんだ、ここまでの技術は・・・と言われるようにしたいという気持ちで日々教えています。

新人を教えるには、まず、この人に教わりたい!という気持ちをもたせなければいけません。そのため、何を質問されても答えられる、自分の技術に対する自信と、経験がなくてはいけません。指導するには、常に自分の技術を磨くための研究や練習が必要だと思います。その姿勢をみることで教わる側の考え方も変わり、どんなに怒鳴られても「この人に付いていこう」という気持ちが生まれるのではないでしょうか。指導する立場になったからといって、練習もせず、自分の技術に満足してはいけないと思います。昨日始めたばかりのような子でも、本番同様に真剣に共に練習する、それが私の考え方です。

好かれようと何でも優しく教えるのではなく、この子のためだと厳しく、怒鳴りながらでも教え、最初は「どうしてこんなに怒られるんだ」と思うことがあっても、技術が上達していけばかならず厳しい指導の意味を理解する日がきます。そして教わる側だった人が、厳しい考え方をもって指導する側になり、本当に良いものが次の子へと継承されていくと思います。
『厳しく、ときに楽しく、本番同様に』この練習が今の貫井囃子の新人育成を支えていると思います。









貫井囃子こども教室が終わって

2007年 10月 14日



第3回貫井囃子こども教室も無事、大成功に終えることができました。今回は、最後の発表会の宣伝を市報などで行わなかったので、見に来ていただける人の数が心配でしたが、開始時間(午後3時)少し前には、たくさんの人で席が埋まり、ホッとしました。私は客席の一番後ろで見ていましたが、こども教室の生徒の子供達もかなり上達したなぁと思いました。この子供達の技術の上達、そして挨拶ができるようになったことなどを励みに、来年度のこども教室も開催したいと思いました。そして貫井囃子保存会メンバーは、週3回の練習と週末の出演と、ほとんど毎日お囃子があるなかで、自分の仕事が終わってからかなりキツかったと思いますが、最後までこども教室の子供達の指導お疲れ様でした。今後の出演もよろしくお願いします。










貫井囃子祭礼

2007年 9月 22日



会員そして協力会の皆様、平成十九年度貫井神社祭礼での貫井囃子保存会祭礼の準備から本番、そして片付けとご苦労様でした。
毎年、たくさんのお客様を招き、常に新しく、常に良いものを見せたいと思う私の考えに皆、着いてきてくれて本当にありがたく思います。貫井囃子を観る為に、わざわざ遠方より足を運んでくれるお客様の為にも、ますます良い出し物、思い出に残る出し物を考えていきたいと思います。
そして最後に、今年は女性に初の祭礼委員長を任せてみました。私も含め、過去の委員長は何だったのかと思ってしまうくらいの、素晴らしい働きでした。また来年も受けてください(笑)。お疲れ様でした。









こども教室

2007年 8月 19日




残暑お見舞い申しあげます。残暑といっても、まだまだ暑い日が続きますね。
厳しい暑さのなか、毎週土曜日に文化庁から委託された「貫井囃子こども教室」を行っております。貫井囃子こども教室も今年で3回目となりました。回を重ねるたびに、こども達の自信に満ちた顔つき、堂々とした態度には本当に驚かされます。
貫井囃子こども教室を通して、この子供達に演奏してほしいとの声が多く寄せられ、子供メンバーを中心とした出演が続いております。文化庁が主催する『伝統文化こども教室発表会』での出演に続き、週刊誌『『女性自身(光文社)』の取材、先日は『民謡民舞少年少女全国大会』の民舞ゲストコーナーに出演しました(詳しくは活動報告をご覧下さい)。ひとつの出演から、さらに次の依頼が入ることもあり、子供達もさらなる技術向上に励んでいます。
いつも思うことですが、子供達の力!これには本当に毎日驚かされます。伝統文化とは、何事も、やりたくないものを無理に押し付けるのではなく、やりたい!残したい!!と子供でも思うように指導して、次に継ぐ・・・それが伝統文化だと思います。こども教室では、押し付けではない、興味を示してくれる内容を毎回考えることがとても難しく、教える側の私達大人にとっても良い刺激になります。私達大人も子供達に負けないように頑張りたいと思います。










近況報告

2007年 7月 14日



今年も早いもので、7月に入りました。練習場も蒸し暑く、みんな汗をかきながら一生懸命、笛、太鼓、踊りを練習しています。暑いからと言って休んでいる子供もおらず、今、自分のやるべきことを探しながら充実した練習をしています。
たまに私たち大人が口を出さずに子供同士の練習を離れて見て、話を聞いていると、子供たちは子供たちなりに仲間同士で互いに技術を指摘し合い、厳しいながらも楽しそうに練習しています。そして上達している様子をみると、子供というのは物凄い才能や力を持っているのだなぁと、つくづく考えさせられます。この調子で、さらなる技術向上を目指してもらいたいですね(^^)










サクラサク

2007年 3月 24日




今年も会員の中から、2人の女性メンバーが大学を卒業、そして就職も決まり、ホッとひと安心致しました。2人は小学生からお囃子に通い始め、高校受験、大学受験を乗り越え、勉学とお囃子を両立してきました。
週3回の練習と、年に何十回とある出演の中で「お囃子ばかりで勉強ができない」と思われる方もいるかもしれませんが、お囃子を一生懸命続けながら、しっかりと勉強をして進路を切り開いていくことができるということを、今までの大人メンバーに続いて2人も証明したと思います。
皆それぞれ学生生活のつらさや受験などの壁にぶつかり、大変な時期もあったでしょう。それでもお囃子を続けてきたのは”両立してやる”という良い意味での頑固さや、粘り強さがあったからだと思います。
現在、仕事を続けている大人のメンバーをみて、小・中・高校生のメンバー達が”お囃子も勉強も両立する”という強い気持ちも受け継いでいくと思います。
今年2人のメンバーの就職が決まったことで、私たち大人メンバーの姿勢が受け継がれていることを実感し、大変嬉しく思いました。
これも私たち貫井囃子の良い伝統の一つです。









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