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南小学校 お囃子教室


3月5日、小金井市立南小学校3年生を対象に、お囃子についての授業を行なってきました。
科目は社会科で、子どもたちは事前に貫井囃子のことを調べて、今回の授業に臨んでくれました。






貫井囃子の歴史などは3年生には少し難しすぎるかなと思いましたが、調べたことを発表してくれた子どもたちから「貫井囃子保存会は小金井市の無形文化財です」「ひょっとこの言葉の由来は、薪で火をおこす火男です」などと聞いて、私達がびっくりするほどよく調べてくれていたことが分かり、とても講義しやすかったです。
また、楽器やお面説明のあとの質疑応答では、「なぜ太鼓を叩くとき正座するのですか」という子どもならではの観点からの質問があったり、「獅子のなかに見えた紐は何に使うものですか」など、熱心に見てくれているなと感心してしまうほど、細かい部分の質問もでました。
















休憩もないまま2時間続きになってしまいましたが、みんな集中して聞いていてくれたため、実際に太鼓を叩いたり、お面や獅子に触れたりする時間を作ることができました。
一斉に子どもたちは前に集まり、思い思いに太鼓を叩いたり、笛を吹いてみたり、獅子をかぶったりして、こんなに自由に体験して大丈夫なのかと心配する先生をよそに(笑)、みんな大変楽しそうでした。和楽器やお面などに触れる機会は滅多にないことなので、このような体験する時間を作れて良かったと思います。
最後の10分間では、みんなで踊りを練習してもらいました。歩く手、かぶる手・・・器用にできてしまう子もいれば、手と足が一緒になってしまう子もいました(^^)


あちこちから「楽しかった〜」という声や「本物の演奏が見たい!!」という言葉が聞こえてきました。この授業で色々学んだあとにお囃子の演奏を見たり聴いたりすれば、子どもたちは今までとはまた違った感じ方をするのではないでしょうか。
「お囃子の楽器も、みんなが音楽でやっている洋楽器と一緒。和楽器は古くさくて、とっつきにくいイメージがあるけれど、もっと身近で誰もが楽しめるものです」という会長の終わりの言葉を聞く子どもたちの顔つきは、授業の最初に見た堅い表情とは一変して、どの子にも笑顔がみられました。

南小学校3年生のみんな、4月の桜まつりで待っています。ぜひ演奏を見にきてください♪







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