踊り
(ここでの踊りとは、仁羽のひょっとこ踊りのこと)
小学生のときから教わってきたお囃子も、いつの間にか社会人になり、自分が教える立場へと変わってきた。自分のことだけを考えて一生懸命教わり練習して、言われた通りに踊る出演が、今では新しく入ってきた子供達に礼儀や技術を教え、出演では自分で考え、全体を見ながら子供達をサポートする役割も担うようになった。
楽器とはまた違う奥深さがある踊りに、まだまだ自分の研究
不足、練習不足を感じながらも、子供達に教え、ともに練習している。ひとつひとつの出演はまるで生き物のようで、「絶対」がない。「こうすれば絶対にウケる」「こうすれば間違いない」というものがない。そういった出演をたくさん経験したなかで、自分なりに踊りへの考え方を高めてきた。自分にできることは何か、自分に教えられることは何か、常に考えながら実践し、反省し、その
繰り返しでやっている。
いま現在、どのような考え方で踊りをやっているのか、いくつかのテーマで書いてみた。
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